懐かしの１０３ａＯによる小銀河たち

だいぶ以前に一大旋風を巻き起こした コダックの天文用フィルム

スペクトロスコピックフィルム１０３ａＯによる作品群です。

露出をかければかけるだけ写るということでしたが、残念ながらフィルム粒子が荒く、

良く写っても観賞用にはちょっと向かないフィルムでしたネ。

ご存じのとおり、１０３ａＯは緑あたりに高い感度が高かったし、

また赤外線に強い１０３ａＥというのもあって、こちらは赤い星雲がバリバリ写りましたョネ。

現在、モノクロフィルムのその座は水素増感TP2415に明け渡しています。

余談ですが、以前、天文ガイド誌の高槻さんが自宅へおみえになった際、

大伸ばししたNGC4565をご覧になって、「良く写っているなぁ」と褒めてくださいました。

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